バヌアツのお金
バヌアツのお金の単位は、「Vatu(バツ)」。
そのお金の価値はというと、
ほぼ、
1バツ=1円
だから、
日本人のボクらにとっては分かりやすい。
(正確には、2020年1月19日23時24分の時点で、
1バツ=0.94円。)
例えば、
この1.5Lの水のペットボトルが100バツ。
100円くらいか~とすぐに考えられるから、すごく楽ちん。
島国のバヌアツは、
オーストラリアやニュージーランドからの輸入に頼るところが大きいから、
物の値段はちょっと高め。
ちなみに、
バツには、硬貨が5種類あって、
5バツ
10バツ
20バツ
50バツ
100バツ
紙幣が、5種類ある。
200バツ
500バツ
1000バツ
2000バツ
5000バツ
このお札は、プラスチックでできている。
世界でも有数の品質が良い紙幣と言われる日本のお札を使ってると、
このプラスチック紙幣は、おもちゃのお金のように感じてしまうけれど、
良い点も多い。
・プラスチックの偽造は難しい。
・作りやすく、リサイクルがしやすい。
・「水」に強い。
・寿命が長い。
エコなお札らしくて、現在多くの国が導入してるみたい。
(ちなみに、初めに使用を始めたのは1988年のオーストラリア。
最近だと、2016年にイギリスも導入し始めたらしい。)
バヌアツのエキペ村だと、
ちゃんとしたお店もスーパーもないから、
1000バツ以上のお札は滅多に使わない。
だから、首都ポートビラに行くたびに、スーパーではお札で買い物をして、
硬貨のお釣りを貯めておく。
こないだ首都のスーパーに行った時にも、
硬貨が欲しくて、店員さんを大変にしてしまって申し訳ないな~と思いながらも、
5000円札を出した。
そしたら、こんな感じでお釣りが返ってきた。
え。
硬貨がほとんど全部、20バツ。
つまり、37枚の20バツをもらったことになる。
他のお釣りがないと気付いた時の店員さんは、
特に困ったわ~という顔をするわけでもなく、
他のレジに硬貨をもらいに行くわけでもなく、
一生懸命、37枚の20バツを数えてた。
バヌアツらしいゆる~い気持ちになった昼下がり。