学校が始まった!!
2ヶ月の長い夏休みが終わって、
エキペ小では、昨日から新しい1年が始まった。
久しぶりの登校で、しかも新しい学年のスタートだけど、
いつもと変わらない、元気で明るくてテンション高い子どもたち。
本当は、
夏休みの終わりは、2月2日。
本当なら、
2月3日から学校スタートして、
今は第3週目になってるはず。
いくらのんびり屋さんのバヌアツ人でも、
ゆっくりしたいからここまで休んでたわけじゃなくて、
原因は水不足。
今、エファテ島北部の小さな村は、
深刻な水不足に悩まされてる。
上流の川から自分たちで水を引いてきてるだけだから、
不安定なのはいつもなんだけど、
こんなに長いこと水が無くなっちゃうことは珍しい。
学校に水が無くて何が困るかと言うと、
トイレ。
ボットン式のトイレじゃなくて、
水洗式のトイレにしちゃってるもんだから、
(水洗って言ってももちろん、自分で水くんで流すだけ。)
水が無いと大変なことになる。
どうしょうもないことなんだけど、
2週間も子どもたちの学びの機会がなくなっちゃったのはもったいないなと思う。
日本の学校では、
学年初めの1ヶ月間をとても大事にする。
そのための、
初めの1週間をすごく大切にする。
初めの3日間が勝負ってよく言われる。
だからこそ、
出会いの初日を丁寧に過ごす。
日本の教師であるボクなんかは、こういう時、
どうやって2週間分の遅れを取り戻すか!
って、つい肩に力が入っちゃう。
でも、さすがのんびり屋さんのバヌアツ人。
先生たちも子どもたちも
もちろん、全く焦ってない。
ゆるやかで伸び伸びとしてて、
(むしろ夏休み明けだから、いつもよりゆったり!)
自由で、
決まりとか「〜しなきゃ」に、
あまり縛られない自然体な感じ、
すごくバヌアツ。
さて、
今年度は、どんな1年になるかな。