ぼくの行く道

青年海外協力隊2019年度1次隊(小学校教育)バヌアツ

久しぶりの日本

日本に帰国して、2ヶ月弱が経ちました。

www.asahi.com

www.jica.go.jp

 

 

3月末、

突然の帰国決定だったこともあったし、

ちょうどその頃、

デング熱という病気にかかってて隔離期間中ということもあったから、

 

バヌアツ、エキペ村の子どもたちや

同僚の先生たち、

村の友達たちとも

結局、会えないまま日本に帰ってきてしまった。

 

帰国してからの2ヶ月弱、

3月から4月、

そして5月。

 

常夏の国バヌアツにいたからか、

冬の名残と春の始まり、それから初夏へと、

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次々に変わっていく日本の季節をいつも以上にキレイに感じた。

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あと、日本の春が思ってたより寒く感じて、季節外れの霜焼けにもなった。

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JICAの緊急一時帰国が決まった時には、

アメリカやイタリアの様子を断片的にインターネットで見ているだけで、

まだコロナウイルスの脅威をあまり実感してなかった。

(もちろん、エキペ村の人たちにとっても遠い他国の出来事のような感じ。)

 

帰国してからこれまで、

世界中で刻一刻と状況が変わっていき、

日々、ウイルスについての情報が増え、

段々と、ボクらの闘い方が分かってくるにつれて、

 

JICAの隊員としてもう一度バヌアツへ行ける可能性は、どんどん低くなってく。

 

村の人たちと

「必ず帰ってくるからね!」

と約束してしまったことが胸をチクリとする。

 

 

帰国して、会いたい人は山ほどいるんだけれど、

自由には会えない現状。

今までとは違う生活。

 

今は日本は一旦収束に向かっているけど、いつ次の波がくるか分からない恐怖。

実際に目にすることが少ないから、実感しづらいんだけど、

毎日毎日、頑張ってくれている人たちの存在。

ボクらの社会を必死に守ってくれている人たちへの感謝。

 

 

なんだか、今、

みんなで歴史の節目に立っているような気がしながら、

日本やバヌアツ、世界中の国が、

1日でも早く、ホッと落ち着けるようになることを祈ってる。

 

目に見えないウイルスを正しく怖がりながら、

今は、できることをコツコツやっていこうと思う。

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