日本よりはるか南の国 バヌアツ
ぼくがバヌアツに来てから早くも、39日。1ヶ月ちょい経ちました。
新しく見るもの、新しく知ること、新しく出会う人ばかりの毎日で
あっという間に時間が過ぎてく。
ぼくが青年海外協力隊として
(これがどんなものかは、小学校6年社会科の教科書に出てきます。簡単に言うと、開発途上国に行って、日本の技術を伝えたり、一緒に将来のことを考えたりして、その国を支援する制度。)
(ちなみに、ぼくの場合は、首都から離れた村の小学校に入って、小学生に算数を教えたり、先生たちと一緒により良い授業について考えたりする活動。)
派遣されたのは、「バヌアツ」という小さな国。
日本から見てずっと南にある国です。
上の矢印が日本で、下の矢印がバヌアツ。ここらへん。
バヌアツは、ずっとイギリスとフランスが共同統治していた国で、
1980年に1つの国として独立しました。
日本が2679才だと思うと
39才のバヌアツはとっても若い国。
日本と同じ島国で、83個の島が1300㎞にもわたって広がっています。
国の面積は、全部の島を足しても、約12190㎢。(これは、大体、新潟県の面積と同じくらい。)
国の人口は、約27.6万人。(ちなみに、静岡県全体の人口が375.1万人で、沼津市の人口が19.7万人だと考えると、小さな国だなって思う。)
経済は、農業と観光業が中心。
ヤムイモ、タロイモ、コプラ、ココア、牛肉を輸出しながら、綺麗な自然(透明な海やそこでの沈船ダイビング、火山の火口見学)を生かした観光を経済の中心にしているみたい。
日本では知名度が低いけど、首都を歩いてると、オーストラリアやニュージーランドからの観光客や値段の安いチャイニーズショップを営む中国人(これは、今の中国の政策にも関係あるかも。)を多く見かけます。
首都のポートビラは、観光客が増えるのと一緒に、かなり人も物も増えてきていて、
かなりの交通量。かなりにぎやか。
1ヶ月と少し生活してみて感じる「バヌアツ」の全体的な印象は、
「飢えとは無縁だろうな~と思うほどのたくさんの野菜やフルーツと
とにかく透明で綺麗な海に囲まれて
のんびりと流れる時間と一緒に暮らす
少しシャイで親切な人たちの国。」
この国で暮らすこれからの1年8ヶ月が楽しみで、わくわくです。