ぼくの行く道

青年海外協力隊2019年度1次隊(小学校教育)バヌアツ

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

先生が足りない問題

ある先生たちのワークショップ(勉強会)で、 1クラスの人数の話になった。 バヌアツの学校の1クラスは、 10人~40人と地域や学校によって様々。 40人くらいを目安にクラスを分ける。 (その先生もちゃんとした人数は分かってなかった。) この1クラスの人数…

ファンドレイジングという相互補助の仕組み

バヌアツでは、 ファンドレイジングが盛んに行われてる。 英語の「Fundraising」は、 「資金調達」という意味で、 主に「NPOが活動する上で必要となる資金を集めること」として使うらしい。 jfra.jp バヌアツのファンドレイジングは、 村のコミュニティのお…

ふるさと

この国の人たちは、 「ふるさと」をとても大切に思ってる。 みんな、 自分の国のことが大好き。 「バヌアツはいいだろ! のんびりしてるし、フルーツたくさんだし!」 って、 この半年間、どれだけセールされたことか。 初対面の人と会うと、 1番初めの会話…

村の歩き方

上を向いて歩こう。 時々、ココナッツが落っこちてくるから。 当たったら怪我じゃ済まないこともあるから。 足元にも目を向けながら歩こう。 地面はボコボコだから。 ビーサンで石蹴っ飛ばしたら爪が割れちゃうから。 時には、木陰に腰を下ろしてみるのもい…

ちょっと政治の話

バヌアツは、独立してから39年の比較的若い国。 独立前、イギリスとフランスが共同統治していた影響で、 英系と仏系の政党が争っていて、なかなか政治が安定してこなかったみたい。 コロコロと首相が代わってきた。 簡単にどんな政治か見てみると、 共和制 …

バヌアツのお金

バヌアツのお金の単位は、「Vatu(バツ)」。 そのお金の価値はというと、 ほぼ、 1バツ=1円 だから、 日本人のボクらにとっては分かりやすい。 (正確には、2020年1月19日23時24分の時点で、 1バツ=0.94円。) 例えば、 この1.5Lの水のペットボトル…

幸せな日本の味

バヌアツの首都ポートビラには、 いくつかの日本食料理屋がある。 エキペの村人の家で1日三食、 バヌアツ流村ごはんを食べてると、 時々食べる日本食が、泣くほど美味しく感じる。 ちなみに毎日食べてる オーソドックスなエキペ村飯はこんな感じ。 (ご飯の…

噂の力

噂の力は強力だ。 良い噂も、 悪い噂も、 広まる速度はものすごく速い。 コミュニティーが狭くて、 人と人の繋がりが密で、 のんびりする時間が山ほどある、 おしゃべり好きの多いバヌアツでは、 特に、噂が強大な力を持ってる。 「サイクロンが近づいてるみ…

山間の綺麗な川で大アドベンチャー

山間の緑豊かな田舎の村 ラミーン村に滞在した2日目。 「近くの川が気持ちいいから出かけよう!」 「ボーイズはみんな好きな場所なんだよ!」 というわけで、ボーイズたちや 犬たちと一緒に川へ泳ぎに出発! 元気に歩くボーイズたちの手には、バナナの束や…

山間の緑豊かな田舎村

エキペ村よりもさらに田舎のその村の名前は、 「ラミーン村」 Google Mapに名前も載っていないその村には、 エキペの人たちの親戚が暮らしている。 湿っていて豊かな土地のあるその村は、 畑を作るのにすごく適した場所らしい。 かなり高い土地にあるため、 …

明けましておめでとうございます。

1月1日 けたたましい騒音と共に、 2020年を迎えた。 バヌアツでは、 新年に変わる瞬間に、大きな音を鳴らすのが習慣らしい。 まずは0時になった瞬間に、 村の集会や日曜日の教会で、 人を集める時に鳴らす大きな鐘を鳴らす。 なんだか除夜の鐘みたいだけど…

(メモ)子どもの育つ場所

日本で小学校の先生をしていた4年間。 「教室」って空間をすごく大事にしてた。 教室の中の、みんなの関係はどうか。 教室の中で、どんなことを学んで、 どんな力が付くのか。 教室がどれだけ、温かい場所になってるか。 居心地のいい場所になってるか。 安…

バヌアツ流BBQ

時々、 「チキンをRoast(ロースト:焼く)するぞ!」と声をかけられる。 何でもない休日に。 学校のピクニックの日に。 エキペ村の人はみんな、 火を起こすのがものすごく上手くて、 森の中で、海辺で、すぐにBBQが始まる。 首都のスーパーで冷凍の鳥の手羽…

(メモ)子どもが学ぶ姿を見守ること

エキペ小学校の多くの算数の授業は、 大学の講義にちょっと似てる。 (そうじゃない先生の授業も、もちろんある。) (それに、そうじゃない大学の講義だってもちろんある。) 先生が話して説明する。 ↓ 先生が黒板にいくつかの問題を板書する。 ↓ 子どもたち…