幸せな日本の味
バヌアツの首都ポートビラには、
いくつかの日本食料理屋がある。
エキペの村人の家で1日三食、
バヌアツ流村ごはんを食べてると、
時々食べる日本食が、泣くほど美味しく感じる。
ちなみに毎日食べてる
オーソドックスなエキペ村飯はこんな感じ。
(ご飯の上にキャベツとツナのスープをかけたものが多い。
正直に言うと、味があんまりしなくて、油の香りがかなり強い。)
もちろん、毎食美味しくいただいてる。
けれどけれど、
やっぱり生まれ育った日本のご飯の味が恋しくなって、
時々、美味しいものを食べに首都へ行く。
レストランもあるんだけれど、
ボクがいつも通っているのは、お弁当屋さん。
コンテナの店舗でこじんまりと営業してる。
たくさんのメニューがあって
どれもちゃんと日本の味付けで本当に美味しい。
最近は、ここのお弁当を食べるために首都に行ってるような感じ。
7年くらいお店をやってるらしく、
バヌアツのこととか、店主さんの思いとか、
お弁当ができるまでのおしゃべりも楽しみの1つ。
当たり前だけど、
バヌアツには、JICA以外の日本人も住んでいて、
ビジネスのためだったり、ご結婚されてだったりと事情はそれぞれだけど、
そういう人たちに会って話を聞くのはおもしろい。
いろんな人生がある。
お正月には、
先輩隊員のお節料理を食べさせてもらったり、
友達の家でお雑煮を食べたり、
美味しいご飯で幸せ感じて、
やっぱり日本の味が1番だと思う。