ぼくの行く道

青年海外協力隊2019年度1次隊(小学校教育)バヌアツ

イベント好きなバヌアツ人

ぼくがバヌアツに着いた7月末は、ちょうど独立記念日の時期。

前の記事で書いたけど、39才のバヌアツはまだまだ若い国。

それもあるのか、1年に1回の独立記念日はそれはそれはすごいお祭り騒ぎです。

 

まず、1週間以上前から、首都ポートビラの街中は、バヌアツ国旗で溢れかえります。

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こんな感じ。

通る車通る車、みんな車のどこかに国旗を付けてる。

 

記念日当日は、さらに国旗で溢れかえります。

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こんな感じ。

(髪の毛に注目。)

歩く人歩く人、みんな体のどこかに国旗を付けてる。

街の中心部にある独立記念公園には、ものすごい数の屋台が集まり、ものすごい数の人が集まり、お祭りの時のあのワクワクする雰囲気に包まれてます。

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中心のステージでは、朝から夜遅くまで出演者が歌って、踊って。

みんなのんびりと座ってそれを観てます。

本当にのんびりと、ずっと。

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こんな感じで夜遅くまでお祭りが続いて、

家に帰ってからもずっと、外からレゲエ調の曲がズンズンと大音量で流れ続けていました。

 

ちなみに、バヌアツ人は、歌と踊りが大好きで、

ぼくの村では(きっと首都でもやってる若者がいるけど。)、

みんな散歩しながら、大音量のBluetoothスピーカーで音楽を流し、リズムに乗りながら歩いてます。

朝も、昼の暇な時間も、夜暗くなってからも。

気分が乗ってくると、かなり本気で踊り出します。

3才の子がノリノリで踊り出すのも可愛いし、

ママたちがノリノリで踊り出すのも最高です。

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ぼくがエキペ村に引っ越した8月末は、ちょうど2年に1回くらいやってるキリスト教のお祭りの時期。

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夕方4時ごろから夜中の12時ごろまで

1、2才の子から70才くらいのおじいちゃんおばあちゃんまで

ノリノリで歌いっぱなし踊りっぱなし!

それも、ずっと同じ曲で!!

それが、1週間ずっと!!!

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村人のみんなが好きな曲が3曲ぐらいあって

どの村人もその曲のダンスを覚えてます。

で、音楽がかかるとみんな「よし、きた!」と立ち上がって

その場でリズムに乗ったり、ステージまで行って踊ったり。

曲が終わるとみんなサーっと自分の席に戻って、

ぼくが、次の曲何かな~♪と待ってると、次も同じ曲なんですけど、

またみんな一斉に踊り出します。

10時間ぐらいもぶっ通しで踊って歌って、本当に好きなんだな~という感じ。

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お祭りの最後は、もう全員が立ち上がって、火のトーチの後を歌って踊って追いかけて。

最後の曲だ!と最高の盛り上がりを見せて、お祭り終わったかと思ったら、

もう一曲踊りたいか!と、また盛り上がり、それがずっと。

もちろん、ぼくも踊りました。

 

 

エキペ村では、

朝起きてご飯作って、畑仕事して、午後はのんびりしたり少年たちはサッカーしたりして、夜は早く寝て

っていう変化の少ない毎日。

バヌアツ自体も、

小さな島国で、国の中に食べ物が豊富にあって、外国から入ってくる新しい情報とか物が少ない。

だから、こういうイベント好きな人たちになったのかもな~。

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村人と一緒にリズムに乗って、毎日楽しく過ごせそうです。