イベント好きなバヌアツ人
ぼくがバヌアツに着いた7月末は、ちょうど独立記念日の時期。
前の記事で書いたけど、39才のバヌアツはまだまだ若い国。
それもあるのか、1年に1回の独立記念日はそれはそれはすごいお祭り騒ぎです。
まず、1週間以上前から、首都ポートビラの街中は、バヌアツ国旗で溢れかえります。
こんな感じ。
通る車通る車、みんな車のどこかに国旗を付けてる。
記念日当日は、さらに国旗で溢れかえります。
こんな感じ。
(髪の毛に注目。)
歩く人歩く人、みんな体のどこかに国旗を付けてる。
街の中心部にある独立記念公園には、ものすごい数の屋台が集まり、ものすごい数の人が集まり、お祭りの時のあのワクワクする雰囲気に包まれてます。
中心のステージでは、朝から夜遅くまで出演者が歌って、踊って。
みんなのんびりと座ってそれを観てます。
本当にのんびりと、ずっと。
こんな感じで夜遅くまでお祭りが続いて、
家に帰ってからもずっと、外からレゲエ調の曲がズンズンと大音量で流れ続けていました。
ちなみに、バヌアツ人は、歌と踊りが大好きで、
ぼくの村では(きっと首都でもやってる若者がいるけど。)、
みんな散歩しながら、大音量のBluetoothスピーカーで音楽を流し、リズムに乗りながら歩いてます。
朝も、昼の暇な時間も、夜暗くなってからも。
気分が乗ってくると、かなり本気で踊り出します。
3才の子がノリノリで踊り出すのも可愛いし、
ママたちがノリノリで踊り出すのも最高です。
ぼくがエキペ村に引っ越した8月末は、ちょうど2年に1回くらいやってるキリスト教のお祭りの時期。
夕方4時ごろから夜中の12時ごろまで
1、2才の子から70才くらいのおじいちゃんおばあちゃんまで
ノリノリで歌いっぱなし踊りっぱなし!
それも、ずっと同じ曲で!!
それが、1週間ずっと!!!
村人のみんなが好きな曲が3曲ぐらいあって
どの村人もその曲のダンスを覚えてます。
で、音楽がかかるとみんな「よし、きた!」と立ち上がって
その場でリズムに乗ったり、ステージまで行って踊ったり。
曲が終わるとみんなサーっと自分の席に戻って、
ぼくが、次の曲何かな~♪と待ってると、次も同じ曲なんですけど、
またみんな一斉に踊り出します。
10時間ぐらいもぶっ通しで踊って歌って、本当に好きなんだな~という感じ。
お祭りの最後は、もう全員が立ち上がって、火のトーチの後を歌って踊って追いかけて。
最後の曲だ!と最高の盛り上がりを見せて、お祭り終わったかと思ったら、
もう一曲踊りたいか!と、また盛り上がり、それがずっと。
もちろん、ぼくも踊りました。
エキペ村では、
朝起きてご飯作って、畑仕事して、午後はのんびりしたり少年たちはサッカーしたりして、夜は早く寝て
っていう変化の少ない毎日。
バヌアツ自体も、
小さな島国で、国の中に食べ物が豊富にあって、外国から入ってくる新しい情報とか物が少ない。
だから、こういうイベント好きな人たちになったのかもな~。
村人と一緒にリズムに乗って、毎日楽しく過ごせそうです。