ぼくの行く道

青年海外協力隊2019年度1次隊(小学校教育)バヌアツ

山間の緑豊かな田舎村

エキペ村よりもさらに田舎のその村の名前は、

「ラミーン村」

 

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Google Mapに名前も載っていないその村には、

エキペの人たちの親戚が暮らしている。

 

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湿っていて豊かな土地のあるその村は、

畑を作るのにすごく適した場所らしい。

 

かなり高い土地にあるため、

バヌアツのこの暑い季節でもけっこう涼しい。

 

かなり高い土地にあって、森の中にあるため、

電波もない。

 

そこで暮らす人たちの毎日の生活は、

 

朝日が昇る前から畑に働きに出て、

暑くなってきたら休憩。

お昼には、畑で採ってきた新鮮なカバを飲んで、

お昼寝。

夕方涼しくなってきたら畑に働きに出て、

日が沈んだら仕事終了。

夜には、畑で採ってきた新鮮なカバを飲んで、

ぐっすり寝る。

 

という感じ。

なんてのんびりした暮らしだろう。

 

 

年末年始の暑い季節、

夏休みは、よく避暑をしに行くという友達に連れられて、

ラミーン村に行ってきた。

(日本人でこの村に来たのはボクが初めてらしい。)

 

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村の入り口から、歩くこと1時間。

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かなり見晴らしのいい高台に、こじんまりとした村があった。

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とにかく豊かな畑がこの村の自慢らしく、

案内してもらうと、

 

生命力の溢れた草木の中に

 

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大きく育ったカバの木。 

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肩ぐらいまで背丈のあるアイランドキャベツ。 

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お昼に村に帰るとさっそく、

収穫してきた新鮮なカバの根を使って、

カバ作り。

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お口直しには、

畑で採ってきたばかりの

アイランドキャベツのガーリック煮

トマトとツナの冷製スープ。

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すごく強いカバで、

一杯飲むともう、

酔っ払って眠くなってしまうので、

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野生のブタのお肉をお昼ご飯に食べてから、

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お昼寝。 

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目を覚ますと、夕方。

 

もう一度畑に出て、

畑作業を教えてもらう。

 

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キャベツの収穫や、

カバの植え方。

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暗くなる前には村に帰ってきて、

村人一同集まって、夜ご飯を食べる。

別の畑に行っていたパパたちと一緒にカバを飲んで、

ぐっすり眠りにつく。

 

 

大自然に囲まれた中で、

畑仕事をしながら家族と一緒に毎日をゆったり過ごす村生活。

 

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バヌアツ人の愛する生活。

 

「日本は、いっぱい働いて少し休む。」

「バヌアツは、少し働いていっぱい休む。」

 

いいだろ?

って笑う友達が少し羨ましくなった。

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