ぼくの行く道

青年海外協力隊2019年度1次隊(小学校教育)バヌアツ

バヌアツウェディング

バヌアツの12月は、結婚式シーズン。

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バヌアツでは基本的に、家族・親族だけの結婚式。

(ボクの知ってる範囲だけど、たぶん…。)

 

のはずなんだけど、

日本でいう親族だけの結婚式とは規模が違う。

 

親族の人数がものすごい多い。

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エキペ村の人が、

「村人全員、家族のようなものだよ。」ってよく言うんだけど、

文字通り、どこかしらでほぼ全員血が繋がってるんじゃないかなという感じ。

 

そんなバヌアツウェディングに

家族の一員として参加させてもらってきた。

(写真は、首都ポートビラで参加した大規模の式と、

エキペ村で参加したシンプルな式を合わせて。)

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結婚式当日の朝は、

子どもと女性は、身支度を整えて、

 

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その間、パパやお兄ちゃんたちが、挙式後のご飯を作る。

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(もちろん、ママたちは前日にバヌアツの伝統料理を作り終わってる。)

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そして、バヌアツ定番の、

予定通りには始まらない開始時間。

 

10時開始と聞いてたけど、

始まったのは、11時半。

 

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会場には、カラフルな

アイランドシャツ、アイランドドレスを着た人たち。

花嫁さんが色を指定するときもあれば、

年代や家族ごとに、生地の合わせることもあるそう。

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聖歌隊の歌のとともに、

新郎新婦の入場。

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バヌアツでは、結婚式を行う前に子どもを産むことも多いから、

子どもたちも可愛い衣装を着て一緒に入場。

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キリスト教の国だから、

結婚式の流れは、基本的に日本での結婚式とも似てる。

 

牧師さんの進行に合わせて、

結婚の誓約をし、

指輪の交換をし、

結婚証書にサインをし、

賛美歌を歌う。

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まあ、日本の厳かな雰囲気とは違って、

バヌアツっぽいな~というところもたくさんある。

 

牧師さんは村のおじいちゃんだから、

所々、字が読みづらくて、聖歌隊の人に助けてもらってたり、

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賛美歌はいつもみんなで教会で歌っているものだから、

手を振り上げながら熱唱してる人もいたり、

 

写真を撮るために、

みんな席を立って、前方に集まってきたり、

(ボクも便乗してた。)

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聖書の話も結構あって、

挙式は長いし、汗がダラダラ流れるくらい暑いから、

疲れて寝てる子もいたり。

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全体的に、明るくてカラッとしてる感じ。

 

プログラムが終わったら、

聖歌隊と新郎新婦の退場。

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歌に合わせて、踊りながら退場することもあるみたい。

 

この後は、

バヌアツ人がとても大事にしていること。

「みんなで一緒にご飯を食べる。」

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規模や内容は、その家族によって違うけれど、

この時間を大切にしているのは同じみたい。

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ウエディングケーキをカットして、

シャンパンやワインで乾杯して、

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とかって披露宴のプログラムを、

参加者は好きな場所に座って観る。

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出身の島ごとにダンスの披露をしたり、

好きな音楽になると、ママたちが自由に踊り出したり、

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それぞれ好きに過ごしながら、

「家族、みんなでご飯を食べる。」

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やっぱり、

結婚式は、どの国でも幸せな空間。

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JICA海外協力隊教員の取り扱い説明書

バヌアツと日本との間の距離は、6412.98㎞。 

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時差は、2時間だけれど、

日本からバヌアツに来るとなると、

飛行機の便にもよるけれど、13時間〜24時間くらい。

 

こんなに離れた場所にいるのに、

日本の家族や友達、先生たちと電話で話すたびに、

日本で電話するのと同じように話せることに不思議な感じがする。

 

すごく遠くにいるはずなのに、

すごく近く感じる。

改めて、LINEやFacebookメッセンジャー、WhatsAppなど、

世界中を繋ぐテクノロジーってすごいなと思う。

 

 

ボクは、せっかく日本の先生の1人として海外に来てるから、

 

日本の子どもたちのためにできることをしたい。

日本の先生たちと連携を取りたい。

普段はできないおもしろいことをしたい。

 

と、やりたいことは色々思い浮かぶんだけれど、

学校現場の先生たちの日々の忙しさは身をもって分かってるから、

正直、なかなか自分から言い出しづらい。

 

というわけで、

ボクの所属している日本の学校へのお便りで

「JICA海外協力隊教員の取り扱い説明書」

を書いてみた。

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書いてから気付いた。

ボクの知ってる教育関係者の友達は、もっともっとたくさんいる。

保育園から大学まで、

日本の各地から、世界中で頑張ってる同期の隊員まで。

みんなとおもしろいことしたいな。

 

こないだ、大学の頃にお世話になった尊敬する先生の授業の1コマに

TV電話でちょこっと参加させてもらった。

(あまり電波が良くなくて上手くいかなかったけれど)

その時、心から思った。

 

せっかく遠く離れた異国で、異なる環境にいる今、

おもしろいことやってみたい。

できることはきっとたくさんある。

 

おもしろいなと思うこと、何でもやってみましょう!

いつでも誰からでも、連絡をお待ちしています。

(メモ)ぼんやりとした視線の正体

時々、子どもが、

何を見るわけでもなく、ぼんやりとして

視線が空中をさまよってる、

うつろな目をしているのを見たことがあるでしょうか。

 

もしくは、

自分が、そういうことよくあったな~と思い返すでしょうか。

(ボク自身、子どもの頃よくあった。)

 

 

何を考えるわけでもなく、

何を見るわけでもなく、

ただただ、ぼーっとしている状態。

 

バヌアツに来て、

エキペ村でたくさんの子どもたちとふれ合っている中で、

 

日本の小学校で先生をしていた時よりも

圧倒的に「ぼんやりとした視線」が多いな~とふと思った。

 

そう思って見ていると、

バヌアツでは、子どもだけじゃなくて、

びっくりするくらい大人たちも「ぼんやりとした視線」をしている時が多かった。

 

 

この「ぼんやりとした視線」の正体は、何なんだろう。

 

 

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そういえば、

大学の先輩が、卒業論文「幼少期の空想経験に関する研究」の発表で、

そのことについて研究していたことを思い出した。

 

子どもがぼんやりとしてる時は、

架空の友達を作ったり、ファンタジーの世界に浸ったり、

空想力・想像力が活発に働いている大切な時間。

 

というような内容だったような気がする。

(6年前の記憶だから、すごくあいまいだけど。)

 

 

ただただぼんやりとしていていて何もしてないように見えるんだけれど、

 

最近の研究では、ぼんやりしているときにも脳は活動していることがわかっています。「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」と呼ばれるこの脳の活動によって、外部からの刺激をシャットアウトしてぼーっとすることで、今までに蓄積した知識を前頭葉にたぐりよせる訓練になるのです。

https://kodomo-manabi-labo.net/daradara-brain

 

らしい。

 

さらに、

茂木健一郎さんによると、

 

この「デフォルト・モード・ネットワーク」だけは、不思議なことに、本を読んだり勉強したり、何か特定なことに目的を定めて考えているときは活動が低下し、反対に無目的で何も考えていない時だけ活性化しています。いわば脳がアイドリングしているときに、一番活発に働いていることがわかっています。

 

 

脳を鍛える茂木式マインドフルネス

脳を鍛える茂木式マインドフルネス

 

 

このアイドリングが、脳のメンテナンスに繋がって、

創造力・発想力が高まったり、新しいアイデアが生まれたり、するらしい。

 

そういえば、

ボク自身、日本で働いていた頃の経験を思い返すと、

忙しい毎日の中で、

何も考えずにお風呂で湯船に浸かってる時に、アイデアがポン!と浮かんだり、

登山をしながら、自然の中で何も考えずに歩いている間に、考えが整理されたりすることがよくあった。

 

意識的に脳を使わない、

「ぼんやりとする」ことは、

知識や経験、考えや感情などを整理整頓して、

大切なことが見えやすくなることに繋がるのかもしれない。

 

 

なんでバヌアツで「ぼんやりとした視線」が多いかと考えると、

 

単純だけれど、

時間のゆとりが圧倒的に多いからだと思う。

(それに、日常に変化が少ないことも関係あるかもしれない。)

 

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じゃあ、日本はどうだろう。

日本の子どもたちには、今、暇でゆとりある時間はどれだけあるだろう。

 

ボクもまだ短いけれど小学校の教員をしてきて、

よく言われることだけれど、

今の日本の子どもは、本当に自由な時間が少ないと感じてる。

 

それは、習い事やスマホ等に縛られた放課後の過ごし方だけじゃなくて、

授業内容もやらなきゃいけないこともたくさんで、

パンクしそうな学校の中での時間も一緒。

 

脳を休ませて、想像力や発想力を養うためにも

学校や教室で過ごす時間の中に、

意図的に「間」を作る必要があるんじゃないかと思う。

 

日本の子どもたちにも、

ただただ

自然の中でのんびりしたり、

友達と一緒に過ごしたりするような、

「すき間」のような時間を作ってあげたいな。

 

バヌアツの子どもたちを見ていて、そんな風に思った。

 

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美味しいカバの作り方

バヌアツ人はカバが大好き。

 

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バヌアツ人との会話に困ったら、カバの登場。

カバの話をすると、大体、みんな喜ぶ。

 

日本人のボクが、

「カバ好きだよ」なんて言ったら、

フーーーーって言いながら、

ハイタッチ。

 

どこのカババーがイチオシとか、

今日のカバは、どこのカバが濃くて良いとか、

一人一人のこだわりがすごい。

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そんなカバの

美味しい作り方のご紹介。

 

カバ(Kava)は、

コショウ科の木の根っこを使って作る。

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産地の島によって少し味が違うらしい。

エキペ村の人たちは、自分で畑を持っていて、

時々、畑から根っこを引き抜いてきたり、

そうかと思ったら他の産地の根を買ってきたりと、

その時それぞれ。

(村の人と話してると、

どこの産地かはあんまり気にしてないような気がする。)

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①根を太い主根と細い側根に切り分けて、皮を剥く。

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この作業はすごく大切で、

皮を丁寧に綺麗に向いた方が、

飲みやすくなる。

もう少し正確に言うなら、

口当たりがまだましになる。という感じ。

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②太い主根を細かく切り分ける。

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③細い側根を洗う

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④乾燥させる

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⑤根っこを全てミートミンサー(肉をミンチにする機械)みたいなやつで、細かく荒く砕く。

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この作業を機会を使わないで、

根っこをただただ噛んで砕いて作る方法もある。

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(すごく強くて、ボクは友達が噛んで作ってくれた一杯を飲んだだけで、

立てなくなって半日浜辺で寝てた。)

 

⑥網目の細かいネットか布に包んで、水に浸して、よくよくこす。

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これが一番大切な作業。

水をどのくらい入れるか、

どれだけ丁寧にカバのエキスを搾り出すか、

によってカバの良し悪しが決まるらしい。

 

何度も何度も水に浸して、搾ってということを繰り返す。

 

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⑦搾り終わった根っこの残りカスは別の入れ物によける。

んだけど、人によっては、これをもう一回ミートミンサーにかけて⑤と⑥を繰り返す人もいる。

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ちなみに、この根っこの残りカスは、

マカスと呼ばれてて、使い道が2種類ある。

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(使い道1)

マカスだけを使ってもう一回、カバを作る。

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成分をかなり絞り出しちゃった残りカスだから、

お湯を使って、

⑥の作業をもっともっともっと丁寧にやる必要がある。

 

ちゃんと作ったカバほどじゃないけど、

まあ、けっこう普通に飲める。

 

(使い道2)

乾燥させてパウダー状にして、パウダーカバにする。

 

バヌアツの周辺国(フィジーやオーストラリア)では、このパウダーカバを飲むらしい。

バヌアツでお土産用として売られてもいるらしい。

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(残りカスを輸出してんの!?お土産用にしてんの!?と疑問だし、

バヌアツの自分たちの新鮮なカバに誇りを持ってる人たちだから、これは話半分)

 

 

村の友達たちは、きっと今日も夕方から、

真剣に、丁寧に、カバを作るんだろうな。

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バヌアツ人の大好きな飲み物

バヌアツ人が大好きな飲み物がある。

 

コショウ科の木の根を細かく砕いて、水に絞って作る飲み物。

泥のような見た目で泥のような味の飲み物。

 

「カバ(Kava)」

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バヌアツに来てすぐの頃に、先輩に連れて行ってもらって

カバを初体験した。

 

カバを飲める場所は、

「カババー」とか

「ナカマル」と呼ばれる。

(ナカマルという言葉は、集会場という意味で、

バヌアツ人にとってはみんなで集まる大切な場所。) 

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初めは、なんて不思議な味…(というか、ひどい味。)

と思ったけど、

 

しょっ中飲むようになった今でも、

なんてひどい味。と思ってる。

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(もう一度言うけれど、

泥のような見た目で泥のような味。)

 

カバを飲む感覚は、お酒を飲む感覚と似ているところがあって、

飲むと酔っ払う。

とは言っても、テンションが上がってフワフワするお酒とは違って、

逆に身体がズ~ンと重くなってぐったりする。

嫌な感覚じゃなくて、リラックスする感じ。

カヴァラクトンと総称されるいくつかの向精神物質群を含む。

カヴァ - Wikipedia

(つまり、鎮静作用があるってことらしい。)

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昔は、男の人だけが飲んでいいものだったらしく、

その決まりが無くなった今でも、

首都のポートビラのナカマルでは男の人が比較的多い。

 

村では、あまり周りの目を気にする必要ないからか、

男の人も女の人もみんな気にせず飲んでる。

 

 

昔は、儀式や大きなイベントがある時に飲む特別な飲み物だったらしく、

今でも、冠婚葬祭を始め、何かしらのイベントの時には必ずみんなで飲む。

 

まあでも、みんな日常的に飲んでいる。

毎日飲む人、週末だけ飲む人、週末は昼間から飲んで寝てる人など、

人それぞれ。

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カバを飲むときには、

暗くて静かな場所がいいらしい。

バヌアツ人は、

「カバの声を聞くんだよ。」と言う。

 

夕方になって薄暗くなると、

ナカマルに人が集まり出す。

薄暗い空間で、ボソボソとおしゃべりを楽しんで

リラックスして家に帰る。

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(エキペ村では、道路に座って

リラックスしまくって飲んでいる若者たちも多い。)

 

カバを飲むたびに、なんて味だろう。と思うけれど、

ボクも今では、1日の終わりに友達とカバを飲んで

ふ~っとリラックスする時間が好きになってる。

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(※お酒と一緒で飲みすぎは注意。

飲みすぎると気持ち悪くなって吐くし、

さらに飲みすぎると、足や手がガクガクして立ち上がれなくなる。)

 

 

そんなカバにまつわるおとぎ話。

 

「カスタムストーリー」(エキペ村に伝わる伝統的なお話)

 

(村の友達が教えてくれたんだけれど、

ビスラマ語の語学力が十分ではないため、

ボクなりの勝手な想像と解釈が多く含まれます。)

 

昔むかし、ある小さな島に、

穴掘りの好きなネズミがいました。

 

ネズミは元気で、

毎日毎日、せっせと地面に穴を掘っていました。

ある日、

ネズミがいつものように穴を掘って地中を進んでいると、

ある木の根にぶつかりました。

ネズミはたくさん地面を掘ってお腹が空いていたので、

木の根をカリカリとかじりました。

すると、不思議と眠くなって

いつの間にか眠りこけてしまいました。

 

次の日、ネズミが起きると、

身体がとても軽く、疲れが全部取れていることに気が付きました。

それからというものの、

ネズミは地面を掘りながら、その木の根っこを探しては、

カリカリとかじり、

トロンとした眠りの中に落ちることが日課になりました。

 

ネズミの住む森には、森の神様がいました。

ある時、

神様は、会議をするために、森のあらゆる動植物を集めました。

けれど、いつまでたってもネズミだけ来ません。

そうです。

この日、

ネズミは、あの木の根っこをかじって、昼間から眠りこけてしまっていたのです。

待っても待ってもネズミが来ないので、

神様は、次の日にまたみんなを集めることにしました。

 

次の日、

会議に来たネズミは、神様に昨日のことを謝り、

あの不思議な力のある木の根っこを見せて、説明しました。

その木の根っこのことを知らなかった神様は、ネズミの話をおもしろそうに聞きました。

それから、

みんなが食べやすいように、水に浸して絞って飲み物にしてみました。

神様もみんなも、ネズミと同じように、

トロンとした眠りに引き込まれて、この飲み物をとても気に入りました。

 

神様は、この木を大事なものと決めました。

それからというもの、

この小さな島、バヌアツでは、

不思議な木の根っこから作る飲み物

「カバ」を大事な飲み物として、みんなで大切に飲んできたのでした。

 

(バヌアツらしい

のんびりとして幸せな物語だなと思う。)

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やっぱり綺麗なバヌアツの海

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バヌアツは、11月に修了式・卒業式があって

小学校の1年間が終わった。

これから、2月まで、2ヶ月間は長いお休み。

 

というわけで、

バヌアツの同期や先輩隊員たちと

離島へ旅行したり、

ダイビングしたりしてきた。

 

首都のポートビラ

ボクの住むエキペ村のある

エファテ島。

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その周りには、いくつもの小さな島がある。

 

ダイビングやシュノーケリングで訪れる人の多い

Moso(モソ島)

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カラフルなサンゴ礁

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飼育して放流しているウミガメ

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(日本でオープンウォーターダイバーの資格を取って

バヌアツでアドバンスオープンウォーターダイバーの資格を取ったダイビング。

楽しいんだけど、

小さい頃から中耳炎の手術をたくさんしてきたからか、

ボクの鼓膜はちょっと弱いみたい。

この日、1回目のダイビングで

水圧に耐えきれず、鼓膜が破れた。

ダイビングをするには致命的な弱点!!)

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2回目のダイビングに向かうみんなを見送り、

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のんびりお昼寝。

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綺麗な海と登山を楽しめる

Nguna(ウナ島)

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みんなでロッジに1泊。

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シュノーケリングで観れる綺麗な魚たち

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バヌアツにいると海の綺麗さには見慣れちゃうんだけど、

 

やっぱり綺麗。

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シュノーケリングをしているだけでも時間を忘れるくらい。

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けど、次の日、久しぶりに久しぶりに登山をして思った。

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ボクやっぱり海よりも

山の方が好きだ。

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(海の国に来て言うことじゃないけど。)

「ブラブラしてるだけ。」

エキペ村では、どこで誰に会っても声をかけてもらえる。

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この、フレンドリーさや気さくさは、

村の人たちが自分たちで誇ってるものでもあって、

 

ボクの友達たちも

「怖がる必要はないよ、村のボーイズみんながお前の友達だから。」

「みんなフレンドリーだから、いつでもご飯食べに来なよ。」

「エキペ村は、みんなフレンドリーでいいだろう。」

とよく言ってくれる。

 

道ばたで会うと、まずは必ず、

エキペ村の言葉で、

 

マンゴルセ(おはよう)

レアット(良い昼さがりだね。←グッドランチと同じ意味らしいけど、日本語訳が難しい。)

ドラビ(こんにちは)

エンボン(こんばんは)

 

と時間の挨拶をする。

 

そのあと、ビスラマ語の定番のセリフ。

 

「アフター?」

 

英語を勉強している中学生は分かると思うけれど、

「After」という単語は、

「あとに、~したあとで、~してから」などの意味がある。

 

バヌアツの人たちは、この単語を、挨拶がわりに

「それから?」

「何してるの?」

「どこ行くの?」

とか、ものすごい広い意味の質問で使う。

 

「首都に行くところだよ。」

「〇〇に会いに行くんだよ。」

と、この後の予定を答えれば正解だけれど、

 

村人からの返事で圧倒的に多いのは、

 

「ウォークバウト ノモ。」

 

ウォークバウトは、英語のWalkから転じて「散歩、歩いて行く」くらいの意味かなと思う。

ノモは、英語でいうとOnlyと同じ意味で「唯一の、~だけ」という意味。

 

そこでボクの頭の中では、

「ウォークバウトノモ。」は、

 

「いや~、ただブラブラしてるだけだよ。」

 

と変換されてる。

 

つまり、

ただブラブラしてるだけの人がものすごく多いってこと。

 

これだけでも、

日本では、ほとんど見かけない光景だと思う。

ちょっと大げさかもしれないけど、

日本人は、何をするにしても目的があるような気がするし、

散歩するにしても、

どの道を歩こうかっていう道順とか、

何時頃に帰ろうかっていう時間感覚とか、

見通しを持ってる。

 

バヌアツ人は本当に、見通しを持たない。

(これは、良いところでもあるし、課題にもなる国民性だと思うけど。学校現場では、けっこう大変。)

 

行き先も特に決めず、

いつ帰ってくるかも特に考えず、

のんびりのんびり、

ブラブラと歩いて行く。

 

村の友達たちと一緒に歩き出したら、

どこに向かうのか、

いつ帰るのか、

全く分からないから、今のボクはまだとても毎日は参加できない。

(べつに帰りたくなったら帰ればいいんだけどね。)

 

この日は、

村の教会で、みんなでご飯を食べたあと、

同い年くらいの友達2人とブラブラ散歩をした。

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村の中をブラブラしながら、

いろんな人と会話をして、

マンゴーを採りに行こうということになって、

2人の畑に行った。

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(今は、バヌアツはマンゴーの季節で、文字通り、

食べ切れないマンゴーが木の下で大量に腐るほど、たくさんたくさんある。)

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畑は、村よりも小高い森の中にあるから、

ちょっとした山道を登って。

 

登った先の開けた場所は、涼しくて

思った以上に気持ちのいい場所だった。

 

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マンゴーの木の下で座って、

のんびりおしゃべりして、

お腹がタポタポになるくらいマンゴーを食べて。

 

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結局、その日は夜に村でイベントがあって、

それが終わってから、10時くらいに家に帰った。

半日以上、何時間も一緒にブラブラしてたことになるんだけど、

 

時々、こうやって過ごすのは、

すごくいいな、と思った。

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(まだ今は「時々は」だけれど。)

 

結局、

何日分だろうかって量のマンゴーをもらった。

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毎日、マンゴー生活。

ただいま適応中〜。

虚無感に負けそうになる日がある。

 

何にもやる気が起きない

無気力感に勝てない日がある。

 

頭に霧が立ち込めてて、ぼんやりする感じ。

 

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青年海外協力隊として、バヌアツに来てから、

4ヶ月が過ぎた。

 

水道も電気も来てない

(川から水を引いてる手作り水道と、

ドライヤーを使うと止まるソーラーパネルはあるけど。)

エキペ村での生活を始めてから、

もう100日間が過ぎた。

 

これだけいると

外国人のボクがこの村にいるってことも、もう馴染んできて当たり前になっているし、

仲の良い友達もいれば、この人と一緒にいると落ち着くな~という人もいる。

 

もうエキペ村はボクの帰ってくる場所になってて、

首都や旅行先から帰ってきて、村でバスを降りると、

「カズ!」「カズ!」とたくさんの子どもたちが迎えてくれるのも嬉しい。

 

 

ゆったりと時間が流れる大洋州の島国での生活に憧れがあってバヌアツに来たし、

日本や先進国では当たり前にある、あらゆる物が揃わない、

途上国での暮らしを直に体験したいという気持ちもあって青年海外協力隊に参加したというのもある。

 

けど、そこでの生活は

想像してた以上に、しんどい。

 

 

当たり前なんだけど、

バックパッカーとか旅行で2週間とか1ヶ月とか滞在するのと、

その土地で暮らすことは全く違う。

 

エキペ村に来た時は、

全てが新鮮で、日本での暮らしと全く違って、

刺激を受ける日々だった。

 

けど、段々と生活に慣れていって、

ここでの生活が日常になっていって、

2ヶ月過ぎたあたりから少ししんどいなと思うようになって、

最近は、無気力感と戦って負けちゃう日がけっこうある。

 

時には、1日中家の中にいて、

1日が終わってから、

今日、ボク何したんだろう。と、ふと思うこともある。

 

(一歩、家の外に出れば、

綺麗な自然もあれば、

村に家族もいるし子どもたちもいるし友達もいるんだけど…

その一歩を踏み出す気力が湧かない日があるんだよね。)

 

 

今まで味わったことのない圧倒的な異文化に対して、

ボクの中の抵抗力が全力で働いてる感じ。

 

 

近畿医療福井大学の勝田教授によると、

途上国っていう異文化に飛び込んだ時、

異文化に適応するまでには、誰でも多かれ少なかれ不適応期があるらしい。

 

https://www.jpc-net.jp/paper/kaigai8/kaigai1.pdf

 

ボクは今、分かりやすいくらいの不適応期だ。

 

 

それからもっと詳しく調べると、

人が異文化に適応するまでには、もう少し細かい段階があるみたい。

 

アドラーの異文化適応の段階」によると、

 

1:接触 / Contact「興奮と幸福感」

新たな文化に入り、興味深く、発見、驚き、喜び、興奮の時期。

以前にいた文化側の視点で物事を比較、判断している。

相違点より類似点に意識が向く。

2:自己崩壊 /disintegration「戸惑いと混乱」 

新たな文化の中で新来者として、自分の行動や態度、価値観に戸惑いと不安を感じる。

喪失感、孤立感、疎外感、気分の落ち込み、悩みがある。

理解、適応への継続的努力のため心身の疲労にもつながる。

類似点より、相違点に意識が向く。

3:自己再統合/ reintegration「異文化の拒絶」 

異文化への拒絶感が強くなる。

怒りや不満を感じ文句や不満を言うことも多くなる。

排他的になり、慣れ親しんだ文化の中に引きこもる。

否定的な行動や表現、態度は異文化の中で自己肯定と自尊心の成長に必要なプロセスでもある。

4:自律、自主性/ reintegration「異文化への感性と生活力の向上、異文化への理解」

他の文化から来た人たちと心情的につながり、理解が深まる。

以前の文化の合図やしきたりに頼らず、新たな状況の中で自主的に判断して生きていく事が出来る。

自信を持ち、自分でやっていけるという安心感もある。

5:独立 /independence

文化の相違点と類似点を楽しむことが出来る。

両方の文化の感性を引き出し、信頼することが出来る。

ここまでの文化適応の段階を通して異文化を経験することによって自分を成長させ、

人がいかに教育と文化に多大な影響を受けているかを知ることが出来る。

 

Adler, Peter S. "The Transitional Experience: An Alternative View of Culture Shock." Humanistic Psychology Vol. 15, No. 4, Fall 1975;)

 

 

この段階で言うと

今のボクは、2から3の段階に移って少し経ったところかな。

 

日本の連続ドラマや大河ドラマをずっと観てたり、(逃げ恥がもう懐かしく感じた。)

小説や漫画を読みふけったりしまくってる。

(データをくれた先輩の隊員に心の底から感謝。)

 

明らかに、慣れ親しんだ日本の文化の中に逃げ込んでる。

 

なんか文章にするとすごく怠けてるだけになっちゃうんだけど、

そうしてないと、心のバランスが崩れちゃいそうな感じ。

それに、これはこれでけっこうしんどい。 

 

 

ボクは、バヌアツのエキペ村という異文化の何を、こんなに拒絶してるんだろう。

きっと日本と違うあらゆる文化に対してだろうから、言葉にするのは難しいんだけど、

 

あえていくつか言葉にするなら、

 

・しょっちゅう止まる水道

(川の水を引いてるから気まぐれ。

止まったら、洗い物もできないし、体も洗えないし、トイレすら流せない。)

・食べさせてもらってるエキペの食事

(冷蔵庫が使えなくて、村には缶詰と少しの調味料くらいしか置いてない商店しかないから自炊はかなり難しい。

3食お世話になってる身で言うのはすごく失礼なんだけど、

日常のエキペご飯は、ちょっとしんどい。

お皿めいっぱいのご飯に、ほとんど油の味しかしないキャベツとツナのスープがかかってる感じ。)

 

っていう毎日の生活のしんどさと、

 

・常に誰かといるのが当たり前のバヌアツ人の性格

(日本人のボクには、一人でいる時間も大切なんだけど、

バヌアツ人にとっては、独りでいるのは良くないことみたい。

風邪をひいて寝てる時でさえ、引っ切りなしに家に来てくれる。)

・ありあまる時間

(村には、文字通り、村人と大自然しかない。

学校があるときはまだ良かったけど、今は本当に暇。

暇な日には、1日中砂浜でおしゃべりしてることすらある。

ほんわかしてていいじゃんと思うかもしれないけれど、

日本のメリハリある生活が心から懐かしい。

時間単位で何となく毎日の行動が決まってるってすごく楽で心地いいことなんだよね。

ここでの今のボクは、「自由」な時間との闘い。

日本で働く日々は、「不自由」に守られてもいたんだなと思う。)

 

っていうバヌアツの文化のしんどさがある。

 

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ここのところ、いろんな人にしんどいってことを伝えてるうちに、

少し心が軽くなったような気がしてる。

頭の中に立ち込める霧も薄くなる日が多くなって来た。

 

もちろん、首都に行ったりして、リフレッシュもぼちぼちしてる。

けれど、村に帰ってくる度に思う。

ボクが適応するべき、闘うべき場所は、ここなんだなって。

 

バヌアツにいる2年近くの間に、

アドラーの言う5の「独立」の段階まで適応できるだろうか。

 

「両方の文化の感性を引き出し、信頼することが出来る。」

そんな感覚が身についたらサイコーだと思う。

 

 

大学の時に、

尊敬する人が教えてくれた素敵な言葉の1つ。

 

失敗した時、悩んでる時、

苦しくてつらい時、

くやしい時、悲しい時、

そんな気持ちが頭の中をぐるんぐるんして大変な時は、

 

「ただいま成長中〜!」って言えばいいんです。

そのうちに、一皮向けて成長できるかもしれないんです。

 

 

辛くてしんどい時期は、きっと大切な学びの期間なんだと思う。

 

だから、村での生活に適応するまで、

しんどさを感じなくなるまでの

もうしばらくの間、耐える闘いをのんびりしていこうと思う。

 

ボクは今、

 

「ただいま適応中~~。」

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バヌアツ行きスーツケースの中身(今後、バヌアツに派遣される青年海外協力隊の方へ)

バヌアツに来てから、

あっという間に3ヶ月が経ちました。

 

出発前の7月。

初めての(しかも、発展途上国と呼ばれる国での)

1年8ヶ月の海外生活に、

何を持っていくべきか悩んで、

(国によって、無料で飛行機に預け入れられる荷物に重量制限があるから。)

 

先輩たちのブログを

どの国だろうとお構いなしに検索しまくってたのが懐かしい。

 

いろんな先輩たちのブログにお世話になったから、

一応、ぼくも自分が持ってきた持ち物についてまとめておこうと思います。

 

 

「出発時の持ち物」

 

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1.必須のもの

 

公用旅券

ボランティアハンドブック

Health & Medical Record

JOCVバッチ

クレジットカード

現金(15万円分くらい)

財布

キャリーバック(出国、帰国時の2回しか使わないから、古いやつ。)

デイパック

トートバック

ショルダーバック

シークレットポーチ

 

2.服

 

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スラックス×1(何だかんだ長ズボンじゃないといけない時がある。)

Patagonia バギースパンツ×5(すごく頑丈で、水陸両用だから、毎日の活動も、海に行くときにも常にこれ。)

サーフパンツ

ラッシュガード

JICAポロシャツ(自主制作)×5

(訓練所で同じ国の同期と作ったもの。)

(服は、乾きやすいものが本当にいい。)

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Tシャツ×2

パンツ×4

靴下×2

ランニングシューズ

サンダル 

甚平

帽子

 

3.生活雑貨

 

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常備薬(アセトアミノフェン系解熱鎮痛剤、総合感冒薬、総合胃腸薬、葛根湯、正露丸、ういろうなど)

体温計

体重計

タニタ 体重計 小型 ホワイト HD-660 WH 乗るだけで電源オン 約B5サイズ

タニタ 体重計 小型 ホワイト HD-660 WH 乗るだけで電源オン 約B5サイズ

 

ムヒ、キンカン

毒性生物用塗り薬

歯ブラシ

歯間ブラシ

サングラス

速乾タオル×2

手ぬぐい×2

洗濯ロープ(ダイソーの旅行用洗濯ロープが便利。)

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S字フック

ジップロック(100枚くらい)

爪切り

 スイスアーミーナイフ

蚊がいなくなるスプレー×2(夏は蚊が大量発生するから、必須。)

日焼け止め

水筒

固形石鹸

すきバサミ

 

4.電子機器関係

 

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MacBook pro(13インチ、2017)

iPhone SE

iPad Air2

OLYMPUS PEN

OLYMPUS T-G5

Go Pro 7 Black

外付けHDD(2TB×2)

Bluetoothスピーカー

モバイルバッテリー

延長コード

USBメモリ

ヘッドライト

iPhoneハードカバー(これのSEバージョン)

腕時計

イヤホン(ワイヤレス×1、コード×2)

【国内正規品】完全ワイヤレスのBluetoothイヤフォン EARIN M-2 Black EI-3002

【国内正規品】完全ワイヤレスのBluetoothイヤフォン EARIN M-2 Black EI-3002

 

変換プラグ

充電器具類

 

5.食品

 

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サプリメント、青汁

カレールウ

めんつゆ

真空タイプ醤油

フリーズドライスープ

粉末ポカリ

 

6.その他

 

シュノーケルマスク

ほぼ日5年手帳

ほぼ日5年手帳 2019年〜2023年 A6サイズ

ほぼ日5年手帳 2019年〜2023年 A6サイズ

 

日本のお土産(扇子、折り紙、カレー、家族写真)

文房具(色鉛筆、鉛筆、ボールペン、マッキー、のり、カラーペン)

圧縮袋

乾燥剤(繰り返し使えるもの)

ランニング用ポーチ

 

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それから、バヌアツに来てから何度か家族に郵送してもらったものもあります。

ちなみに、先輩から教えてもらった「Small Packet」という方法がおすすめです。

2kgまでしか入れられないから小分けしないといけないけど、開封されることもなく、2週間くらいで速く、確実に届きます。

 

enjoylife-more.net

 

 

「バヌアツに来てから、これまでに家族に送ってもらったもの」

 

コーヒーミル

コーヒーフィルター

(バヌアツには、タンナ島産の美味しいコーヒー豆があります。)

HARIO (ハリオ) ドリッパー カフェオール コーヒー ドリップ 1~4杯用 ブラック CFOD-02B

HARIO (ハリオ) ドリッパー カフェオール コーヒー ドリップ 1~4杯用 ブラック CFOD-02B

 

お気に入りのボールペンのリフィル

(文房具の質はかなり悪い。やっぱり日本製の精密な作りはすごい。)

チョークペイント

(JICAのセミナーで無料でもらったもの。活動が始まってから必要だって気付きました。これから活躍する予定。)

絵本「地球の仲間たち」(開発教育を考える会発行)

(親が偶然出会ったJICAランティア先輩が行ってる取り組み。今後、バヌアツ版を製作予定。)

地球の仲間たち スリランカ/ニジェール

地球の仲間たち スリランカ/ニジェール

 

木製の箸

(箸が全然売ってない。売っていても、誰用かな?というくらい巨大なものばかり。)

授業用ホイッスル

けん玉

インスタント味噌汁

吉野家缶詰

インスタントうどん

鍋キューブ

レトルト丼ぶり

(しばらくすると日本食の偉大さに気付く。)

登山用長ズボン×2

(予想外にも、冬(ドライシーズン)は、結構寒いです。日本でいうと、秋口くらいかな。ぼくは7月末にバヌアツに来たから、日本より少し涼しいかもとか思ってたけど、バヌアツの夏の暑さに慣れてる先輩たちは、寒い寒い言ってた。)

見て見ぬふりをしないこと

 

見て見ぬふりをしない

 

言葉にすると簡単だけど、これはすごく難しいことだと思う。

 

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日常の中で、些細な一瞬の中で、

流してしまってることがかなり多いような気がする。

 

例えば、

小さな小さなアメのゴミが落ちてた時。

あ。と、ほんの一瞬思うけど、次の瞬間には通り過ぎてる。

 

例えば、

学校や職場で出しっぱなしの物があるけど、すごく忙しく急いでる時。

誰かが片付けてくれるかなって思って、とりあえず、通り過ぎる。

 

例えば、

一声では届かない距離で、重いものを持ってる人を見かけた時。

手伝いましょうか?って大きな声を出すのを少しためらって、持ててたから大丈夫かなと思って通り過ぎる。

 

こういうことあるの、ぼくだけでしょうか。

 

 

見て見ぬふりをしない。ということは、

 

気付いたら、やる。ということ。

 

 

ぼくは、このことを尊敬する学年主任の先生から学んだ。

その先生は、見て見ぬふりをしない。

若くて率先して動く先生たちがたくさんいる中でも、自分が気付いたら、自分で動く。

何も言わずに行動するその後ろ姿は、すごくかっこいい。

 

それからは、ぼくも

見て見ぬふりをしない。

自分が気付いたら、自分で動く。ことができるように気をつけてる。

 

JICA駒ヶ根訓練所の大講堂に安積 得也さんの詩が飾ってあった。

 

「うしろ姿」安積得也

 

語る人貴し

語るとも知らで

からだで語る人

さらに貴し

 

導く人貴し

導くとも知らで

うしろ姿で導く人

さらに貴し

 

 

 

詩集 一人のために

詩集 一人のために

 

 

まさにこんな感じ。

 

自己主張をすること、

積極的に自分の考えを表現すること、

言葉で説明し伝えること

が大切だと言われることが多い。

 

もちろん、これらは大切なことだと思う。

 

けど、

言葉よりも行動の方がずっと信頼できる。

 

真摯な姿に感化されることの方がもっとパワーがある。 

 

 

もしかしたら、

いつもいつも見て見ぬふりをしないようにするのは大変かもしれない。

 

疲れてる時とか、

まあ、いっか!って思えるのも大切なことかもしれない。

 

けど、

無理なく自然にそういう行動をとれるようになりたいと思う。

 

まあ、いっか!

は、どうしようもなくなった時の最終手段に取っておきたい。

 

カルチャーショック!?

バヌアツに来てから、6㎏くらい痩せた。

 

そんな中、ある日、

同僚の先生2人(女性)と話してた時のこと。

 

一人の先生が、

子どもたちのBMIを測る用のはかりを発見。

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(同期の保健隊員が学校に届けてくれたもの。ありがとう。ちゃんと使ってます。)

 

突然、

「はい、カズ乗ってみて!」

 

と、一人ずつ体重を測ってみることに。

 

 

ぼくが一番軽かった。

(日本人的には、女性と体重の話するなんてNGだから、

何て反応したらいいか分からない!)

と思ってたら、

 

 

「私が、一番重いじゃん!」

と同僚の先生、大爆笑。

 

 

つられてぼくもニコニコはするけど、

これ笑ってもいいやつ!?と、どうしても思っちゃう日本人。

 

 

細めの方が良いって国もあれば、

ふくよかな方が健康的で良いって国もあるんだよね。

 

そういえば、青年海外協力隊の訓練所で、

フィリピン人の先生が、

「細い体型は健康的じゃないから好きじゃない。」って言ってた気がする。

 

そういえば、バヌアツに来てから、

多くの村人が、ぼくに大量に食べ物を食べさせてくれる。

「バヌアツから帰るときには、すごく太って、お父さんとお母さんに誰!?って言われるよ。」

ってよく言われる。

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1年8ヶ月後、日本にコミットする体型でいられるでしょうか。

 

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ゴミはゴミ箱へ

「ゴミをゴミ箱へ捨てること」

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日本では、これは当たり前のこと。

 

時々、バスケのシュートのように投げ入れて、先生に怒られることはあっても、

教室や廊下やその辺にポイッて捨てることは、ほとんどない。

 

 

「ゴミをゴミ箱へ捨てること」

 

バヌアツでは、これは当たり前じゃない。

 

教室の床は、ゴミだらけだし、

授業中にガムを窓から投げ捨ててるし、(先生が投げ捨てなさいって指導してた。)

学校の敷地内は、毎日ゴミだらけだし、

村の道路脇は、お菓子の袋だらけ。

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こないだ、同僚の先生と話してるときに、

「子どもは、大人の姿を見て、いいことも悪いことも全部真似して、学ぶんだよね。」

って言ってて、本当にその通りだなと思った。

(この先生は、ぼくよりも4歳も年下!)

 

 

「ゴミをゴミ箱へ捨てること」

 

これは習慣の問題。

 

エキペ村には、

ゴミ回収車も来てなければ、

回収のためのゴミ袋もない。

ゴミ箱もないから、

ゴミをゴミ箱へ捨てる習慣がない。

 

ぼくらが身体に染み付いた日本での習慣を変えることが難しいように、

バヌアツ人にとっても、習慣を変えるのは、とても大変なこと。

 

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ぼくが毎朝、ゴミ拾いをしてることは、今は学校の誰もが知ってくれてる。

ある先生は、ポイ捨てする子たちに、

「カズが毎朝ゴミを拾ってるでしょう!」と叱っていた。

 

日替わりでいろいろな子がゴミ拾いを手伝ってくれる。

(学校のゴミ拾いの時間とは別に。)

「カズ、ゴミ袋僕らが持つよ。」って。

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女の子たちがゴミ袋を持ってくれる時には、

次から次にゴミを拾って、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、

どこへ行ったか分からなくなる時もあるのに、

 

男の子たちが持ってくれる時には、

ぼくの後ろにピタッとくっついてきて、

おしゃべりしながら、ぼくがゴミを入れやすいように広げてくれる。

 

この男女の違いは何だろう。おもしろい。

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校内の環境担当の先生から、

「ゴミ捨て場のポスターを作ってくれないか?」

って依頼があったから、作った。

 

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すごく汚かったゴミ捨て場(兼ゴミ焼却場)は、

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いつの間にかすごく綺麗になってた。

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首都にいる環境隊員の先輩は、

島の反対側であるエキペ村で活動できるように、

申請・調整をしてくれてるらしい。

 

 

毎日毎日、

少しずつ少しずつ行動を変えていくことで、

いつの間にか習慣になってるといいなと思う。

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バヌアツ人の強靭(きょうじん)な足

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(この記事では、写真の足元に注目して下さい。)

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エキペ村では、

 

ほんのごく一部の人が

靴を履いてる。

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基本的に多くの人が

毎日、ビーサンを履いてる。

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かなり多くの人が

はだし。

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登下校もビーサンか、はだし。

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散歩もビーサンか、はだし。

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サッカーやバレーをするのもビーサンか、はだし。

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(グランドには、サンゴ礁が死んでできた尖った石がゴロゴロしてるのに!!)

 

村に来て初めの頃、

少年たちがサッカーをしてるのを見てると、

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「カズは、フットボールシューズを買った方がいいよ。ケガするから。」

はい、そうしますとも。

「ブラックマンの足は、強いんだ。」

足の裏どうなってるんだろうと思うくらいですよ。

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散歩中、はだしで歩いてた2歳の子。

石をけっとばして、爪が割れて大泣き。

「大丈夫、君は強い子だろう!」と言い聞かせながら、

集めた草をしぼって、水を作って、傷口を洗うお兄ちゃんたち。

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(その直前の写真。右から2番目の男の子にこの後、悲劇が。)

こうやって強く育ってくんだろうなと思う。

(ちなみに大人もよく石をけっとばしてケガしてる。)

 

海岸の尖った岩たち。

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正直、立ってるだけでも痛いくらい尖ってる。

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平気な顔してはだしで歩いてくエキペの子どもたち。

(ちなみにぼくは転んで少し手をついただけで、手を切った。)

 

 

中には、

毎日、

朝から晩まで、

ずーっとはだし。というすごいお兄ちゃんもいる。

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「ブラックマンスタイルなんだ!」

らしい。

 

 

ふと、とても好きな本の一節に、

欧米人が靴を作って、毎日履いていることについて書いてあったのを思い出した。

 

パパラギ(白人のこと)は、足を固い皮で包んでいる。この足皮を日の出から日の入りまではき続け、旅行にも行けばダンスもする。たとえスコールのあとのように暑くても、脱ぐことはない。

これはいかにも不自然なことだから、足はもう死にかけていて、いやな臭いがしはじめている。実際、ヨーロッパ人の足は、もうものをつかむもこともできず、やしの木にだって登ることはできない。だからこそパパラギは、動物の皮を使って、自分の愚かさを隠そうとする。

 

パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (SB文庫)

パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集 (SB文庫)

 

 

 

ぼくもエキペ村に1年8ヶ月いたら

健康的で強い足になるだろうか。

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自分の手で確かめる

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エキペ小学校には、算数の教科書がない。

(多くのバヌアツの学校がそうらしいけれど。)

 

教科書がないから、

先生が黒板に書いた問題を

子どもたちが全てノートに写す。

 

長い文章も

図形も。

 

書くのが遅い子は、

問題の丸つけが始まっても写し終わってすらいないこともある。

 

 

エキペ小学校には、算数の教材・教具がない。

 

教材・教具がないから、

先生が黒板に書いた絵を

子どもたちが全てノートに写す。

 

定規の目盛りも、

重さを比べるてんびんも、

図形も。

 

黒板を見てフリーハンドで写すだけだから、

定規の目盛りはバラバラ。

てんびんはサーカスの玉乗りのように傾いてる。

三角形や四角形はヘロヘロで何角形か分からなくなってることもある。

 

(毎日毎日、黒板を写してるから、

高学年になるとノートに写す技術はかなりのもの)

 

 

本の学校の算数教材室にある、

 

ちょっと古くてさびてるはかりも、

木の積み木も、

傷が付いて白く霞んでる1Lますも、

バネが壊れかけてて、うまく巻き取られない巻尺も、

すごくありがたいものだったんだな~と実感してる。

 

算数の学びには、具体物や教材、教具がとても大切なんだなって実感してる。

 

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算数で大切なものって、知識とか技術なのかな?

 

もちろん、九九や筆算の仕方、公式などを覚えることも大切だけど、

算数で一番大切なことって、もっと他のものな気がする。

 

日本を代表する大数学者、岡潔さんは著書「春宵十話」の中で、

 

数学の属性の第一はいつの時代になっても「確かさ」なのだ

 

と言っている。

 

数学の学問分野は、これまでの数学者たちが見つけたたくさんの証明が山のように積み重なってできてる。

もしも、この中に1つでも間違いが見つかると、途端にその山は全て崩れてしまう。

 

例えば、「1+1=2」

これは正しいとみんなが知ってるけど、

もしも、これが間違いだったら、

「2×4=8」だって、

「30÷5=6」だって、

もっともっと複雑な全ての計算だって、

全部間違いになっちゃう。

 

右足を出してはそれに全身の体重を託し、つぎに左足を出してはまた体重を託すというふうに一歩一歩踏みしめて進んでいくのが科学の学び方にほかならない

ということらしい。

 

春宵十話 (角川ソフィア文庫)

春宵十話 (角川ソフィア文庫)

 

 

 

 

そう考えると、

小学校の算数では、

 

「先生に知識を教えてもらう(ああ、そうなのかな。)」よりも、

 

「自分で確かさを実感する(ああ、そういうことか!)」の方が

 

圧倒的に大事なことだ。

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だから、

先生の説明を聞く。

用語や公式を覚える。

黒板を写す。

ことよりも、

 

自分の手で、

具体物を操作する。

数字を操る。

問題を解決する。

数値が正しいか確かめる。

 

ことの方がずっとずっと大切な学び。

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物置に、

ほんの少しの算数グッズが入ってる算数BOXを発見した。

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誰も使ってるところを見たことないけど、

先生たちが使いやすいように教材棚に整理整頓する必要があるね。

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分野ごとに種類分けして、ラベリングしたらすぐ使えるかもね。

 

現地のもので作れる教材を一緒に考える必要もあるかも。 

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どの子も「自分の手で」活動して、

確かさを実感できるような授業になっていくといいな。

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食べ慣れた日本の味

先週の週末、久しぶりに首都のポートビラに行った。

 

ポートビラにはほんの少しだけど、

日本食のレストランがある。

 

しっかりご飯まで汁だくのカツ丼

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ビールの相棒の枝豆

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納豆に、揚げ出し豆腐

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羽の付いた餃子

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冗談とかじゃなく、

 

涙が出るほど美味しかった。