ぼくの行く道

青年海外協力隊2019年度1次隊(小学校教育)バヌアツ

バヌアツウェディング

バヌアツの12月は、結婚式シーズン。 バヌアツでは基本的に、家族・親族だけの結婚式。 (ボクの知ってる範囲だけど、たぶん…。) のはずなんだけど、 日本でいう親族だけの結婚式とは規模が違う。 親族の人数がものすごい多い。 エキペ村の人が、 「村人…

JICA海外協力隊教員の取り扱い説明書

バヌアツと日本との間の距離は、6412.98㎞。 時差は、2時間だけれど、 日本からバヌアツに来るとなると、 飛行機の便にもよるけれど、13時間〜24時間くらい。 こんなに離れた場所にいるのに、 日本の家族や友達、先生たちと電話で話すたびに、 日本で電話す…

(メモ)ぼんやりとした視線の正体

時々、子どもが、 何を見るわけでもなく、ぼんやりとして 視線が空中をさまよってる、 うつろな目をしているのを見たことがあるでしょうか。 もしくは、 自分が、そういうことよくあったな~と思い返すでしょうか。 (ボク自身、子どもの頃よくあった。) 何…

美味しいカバの作り方

バヌアツ人はカバが大好き。 バヌアツ人との会話に困ったら、カバの登場。 カバの話をすると、大体、みんな喜ぶ。 日本人のボクが、 「カバ好きだよ」なんて言ったら、 フーーーーって言いながら、 ハイタッチ。 どこのカババーがイチオシとか、 今日のカバ…

バヌアツ人の大好きな飲み物

バヌアツ人が大好きな飲み物がある。 コショウ科の木の根を細かく砕いて、水に絞って作る飲み物。 泥のような見た目で泥のような味の飲み物。 「カバ(Kava)」 バヌアツに来てすぐの頃に、先輩に連れて行ってもらって カバを初体験した。 カバを飲める場所…

やっぱり綺麗なバヌアツの海

バヌアツは、11月に修了式・卒業式があって 小学校の1年間が終わった。 これから、2月まで、2ヶ月間は長いお休み。 というわけで、 バヌアツの同期や先輩隊員たちと 離島へ旅行したり、 ダイビングしたりしてきた。 首都のポートビラや ボクの住むエキ…

「ブラブラしてるだけ。」

エキペ村では、どこで誰に会っても声をかけてもらえる。 この、フレンドリーさや気さくさは、 村の人たちが自分たちで誇ってるものでもあって、 ボクの友達たちも 「怖がる必要はないよ、村のボーイズみんながお前の友達だから。」 「みんなフレンドリーだか…

ただいま適応中〜。

虚無感に負けそうになる日がある。 何にもやる気が起きない 無気力感に勝てない日がある。 頭に霧が立ち込めてて、ぼんやりする感じ。 青年海外協力隊として、バヌアツに来てから、 4ヶ月が過ぎた。 水道も電気も来てない (川から水を引いてる手作り水道と…

バヌアツ行きスーツケースの中身(今後、バヌアツに派遣される青年海外協力隊の方へ)

バヌアツに来てから、 あっという間に3ヶ月が経ちました。 出発前の7月。 初めての(しかも、発展途上国と呼ばれる国での) 1年8ヶ月の海外生活に、 何を持っていくべきか悩んで、 (国によって、無料で飛行機に預け入れられる荷物に重量制限があるから…

見て見ぬふりをしないこと

見て見ぬふりをしない 言葉にすると簡単だけど、これはすごく難しいことだと思う。 日常の中で、些細な一瞬の中で、 流してしまってることがかなり多いような気がする。 例えば、 小さな小さなアメのゴミが落ちてた時。 あ。と、ほんの一瞬思うけど、次の瞬…

カルチャーショック!?

バヌアツに来てから、6㎏くらい痩せた。 そんな中、ある日、 同僚の先生2人(女性)と話してた時のこと。 一人の先生が、 子どもたちのBMIを測る用のはかりを発見。 (同期の保健隊員が学校に届けてくれたもの。ありがとう。ちゃんと使ってます。) 突然、…

ゴミはゴミ箱へ

「ゴミをゴミ箱へ捨てること」 日本では、これは当たり前のこと。 時々、バスケのシュートのように投げ入れて、先生に怒られることはあっても、 教室や廊下やその辺にポイッて捨てることは、ほとんどない。 「ゴミをゴミ箱へ捨てること」 バヌアツでは、これ…

バヌアツ人の強靭(きょうじん)な足

(この記事では、写真の足元に注目して下さい。) エキペ村では、 ほんのごく一部の人が 靴を履いてる。 基本的に多くの人が 毎日、ビーサンを履いてる。 かなり多くの人が はだし。 登下校もビーサンか、はだし。 散歩もビーサンか、はだし。 サッカーやバ…

自分の手で確かめる

エキペ小学校には、算数の教科書がない。 (多くのバヌアツの学校がそうらしいけれど。) 教科書がないから、 先生が黒板に書いた問題を 子どもたちが全てノートに写す。 長い文章も 図形も。 書くのが遅い子は、 問題の丸つけが始まっても写し終わってすら…

食べ慣れた日本の味

先週の週末、久しぶりに首都のポートビラに行った。 ポートビラにはほんの少しだけど、 日本食のレストランがある。 しっかりご飯まで汁だくのカツ丼 ビールの相棒の枝豆 納豆に、揚げ出し豆腐 羽の付いた餃子 冗談とかじゃなく、 涙が出るほど美味しかった。

イベントのご飯はビーフ

時々、 どこか遠くの方から、 ある時はけっこう近くから、 牛や豚の鳴き叫ぶ声がしてくる。 ものすごい声で、何度も何度も鳴いて、 文字通り、断末魔の叫びという感じ。 こういう時は、家族や村でイベントがある時。 村には、いたるところに牛や豚、ヤギがい…

村の日曜日

バヌアツでは、多くの人が休日に教会に行く。 エキペ村のぼくの家族や近所の人たちは日曜日が教会に行く日。 (教会によって、土曜日だったり月曜日だったりもするらしい。) 教会では、みんなで 聖書を読んだり、 聖歌を歌ったりする。 聖書の朗読は、早口…

(メモ)いいことした気分の落とし穴

先日の4年生図形の授業。 bokutaro.hatenadiary.com この授業の数日後、 朝のゴミ拾いの時に、授業で作ったサイコロが外に落ちてるのを見かけた。 もちろん、子どもに悪気はないと思う。(授業後も遊んでたし、そもそもみんなポイ捨てが当たり前の国だから…

本日の料理長

(大人がみんな出かけた日曜日のお昼。 今日は僕が料理するんだ!と嬉しそうにしてる、ぼくの甥っこ。) 冷蔵庫がただの部屋の飾りになった日から、 たぶん1ヶ月くらい経った。 初めての一人暮らしだし、この機会に自炊をしよう! と本当は思ってた。 今は…

明け方の訪問者

ある日の早朝、 寝室から出て、 え!?って一瞬固まった。 こんな大きなクモ どこから入ってきたんだろ?って。 (べつにニガテじゃないんだけど、 朝起きて手のひらサイズのクモがいたら、 誰だってびっくりするよね?) それから、電気を点けて もう一回 …

バヌアツ人と犬

バヌアツでは、多くの人が犬とともに暮らしている。 エキペ村では特に、どの家庭にも犬がいる。 ただ、日本人と犬の関係とは少し違うみたい。 まず、1匹として首輪をしていない。 野良犬じゃなくて、ちゃんと名前を付けて飼っている犬が。 鎖にも繋がれてい…

バヌアツのマーケット散歩

これは先週、エキペ小学校で行われたワークショップの時の写真。 この教室の写真、 あれ?ってなりませんか? ワークショップの間、 なぜかずっと窓辺に置いてあったスイカ。 次に見た時には、 なぜか一口食べてあったスイカ。 バヌアツでは、フルーツがとて…

バヌアツの母なる樹

村の人がこの間、ココナッツのことを 「Mather of tree」 と呼んでいた。 バヌアツでは、ココナッツの木をとても大事にしている。 バヌアツから海外へ輸出してる物の中でもコプラの占める割合は大きいから、 もちろん、経済的に大切な資源でもあるんだけれど…

教室は間違うところだ

とても好きな絵本がある。 教室はまちがうところだ 作者: 蒔田晋治,長谷川知子 出版社/メーカー: 子どもの未来社 発売日: 2004/04/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 7人 クリック: 32回 この商品を含むブログ (19件) を見る 長谷川さんのあったか…

WORLD TEACHERS DAY

10/4は、World teachers day(初めて聞いた)で、 学校はお休み。 先生たちのための日。 みんなで首都に行くよ! ユニフォームが届いたぞ! 持ち寄る食べ物はどうしようか!? と会議してて、パーティーでもするのかな?と思っていたら、 各校の先生たちが集ま…

自然は誰のものか

土地って誰のものなんだろう。 こないだ村の人と話してて、疑問に思った。 日本の法律では、土地はお金を支払った人のものになってる。 国に払う税金はたくさんあるけれど、自分たちの土地は自分たちの財産。 バヌアツの村では、そんな法律はないのか、あっ…

いってらっしゃいパパ

Take care & Good luck at work my dady! この写真は、バヌアツのぼくの家族。 エキペ村に来たばかりの頃に歓迎してくれて撮った写真。 真ん中で両手GOODのポーズをしてる人がぼくのパパ 右から2人目、緑のアイランドドレス(バヌアツ伝統の服)を着てる人がぼ…

小さな訪問者

家の前にカブトムシがいた。 バヌアツにもカブトムシいるんだ! (まあ、普通なんだろうけど、カブトムシ見たらテンション上がるよね。) と思って、思わず写真を撮ったら、 「なんでbeetle(カブトムシ)写真撮るの?」 ちょっと上手く説明できそうになかった…

村の兄貴たち

エキペ村の青年たちはみんなものすごくいい子たち。 学校の先生も同じで、 若い男の先生が担任してる5年生のクラス、ものすごくまとまってる。 授業中も、静かな口調で語りかける先生の話に、みんなが聞き入る。 「よし、外に行くぞ!」と、 子どもたちと出…

わくわくは世界共通

ぼくの今のスケジュールは、 月曜日:1年生 火曜日:2年生 水曜日:3年生 木曜日:4年生 1日に1時間算数の授業をさせてもらって、 幼稚園、5年生、6年生、7・8年生の授業を参観させてもらってる。 英語もビスラマ語もまだまだなぼくの授業は、 正…